昔使っていたスケッチブックをみていたら、こんなメモ書きがしてあるのを発見しました。94年9月と記してあります。
「日本は物質的には豊かかもしれない、けれど生活は全然豊かじゃない。役所や政治が”生活の豊かさ”の為に働いていないから。お金のため。香港は”生活の豊かさ”のために法律がどんどん変わります」
「仕事はもちろん大切だけど、本当に人間を大切にしないと死んじゃうよ、きっと。一番大切なのは人間じゃないですか」
「10万円の安キップでパリに行き、残りの40万円全部をうまいワインを飲むためにはたくことだって考えられる。すべてをほどほどで使ってしまう50万円よりも、その方がかえって豊かさを創りだすのかもしれない」
夏休み、ビーチで読んでいた雑誌のコラムだったと記憶しています。15年経った今でも共感。