以前少しご紹介した民家園ですが、土曜日の午前中に研修会があり、ちょっと写真を撮ってきましたのでご紹介します。
江戸時代後期の世田谷の農村集落を再現したんだそうです。
当時の台所とか、
当時の扇風機とか(人用ではないそうです)
実際に民家の中にあがることもできますので、板の間でちょっと一休みして当時の暮らしぶりに思いを馳せるとか、夏は虫とかで大変なんだろうなぁとか、やっぱり老後はログハウス建ててのんびりくらしたいなあとか、まあ楽しみ方はそれぞれということで。
園内には、いくつかの古民家が点在しているんですが、単に風景のみを再現するのではなく、その当時の暮らしぶりも再現しようということで、いろいろな活動が行われています。
これは僕が参加している藍染めの会の藍カメ。真ん中に浮いているのは藍の華です。
江戸時代、世田谷では藍染めが盛んに行われていたそうです。
多摩川の水は綺麗だったんでしょうね。
こちらは木挽きの会。
この大きなのこぎりはのこぎりではなく、”おが”という道具だそうです。
そーです、”おがくず”はこれで木を切り出す際に出るくずのことを言うんですね。
初めて知りました。
木挽きの会は木挽きをしているよりも、道具を研いでいる時間の方が長いそうです。
綿の会。
綿から糸を紡いでいます。
そして、綿と糸の会が、機織りで糸から布へと。
その他にもそばの会があって、園内で定期的にそば打ち教室などを開催しています。
忘れてました、鍛冶の会もあります。古民家を復刻する際の釘とかも作っています。
なかなか良いところですよ、次大夫堀公園民家園。なにせ世田谷にありますから、ちょっと煮詰まって違う環境に行きたいときとか、すぐですから。で、10分も入ればなんだか穏やかな気持ちになります、お得です。
今のところ近所のファミリーとか、おじいちゃまおばあちゃまメインですが、このブログを読まれているみなさんにも、いやみなさんにこそ、訪問してもらいたい世田谷穴場スポットです。新たな発見が、生活のヒントが見つけられるハズ、です。
入園無料、駐車場もあります。30分100円、イナホプライス(違うか)