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硫黄岳@南八ヶ岳
今年2度目の登山、ソロで行ってきました。目指すは硫黄岳。27日日曜日の朝早く、今回の登山のスタートとなる桜平まで車で行き駐車、登山靴に履きかえて早速スタートです。


今回もテント泊なのでずっしりと重いバックパックが早々に負荷をかけてきます。テント設営予定地のオーレン小屋まで約1時間半、なんとか担ぎ上げればそこで荷物を減らすことができるのでガマンガマン。


夏沢扇滝


綺麗に色づいてきた山々を眺めながら途中夏沢鉱泉で小休止しつつなんとかオーレン小屋到着です。受付を済ませ早速今夜の宿を作ります。ここはスノコが点在しているので早い者順で使えます、こんな感じ。


荷物を減らし早速硫黄岳に向けて出発しました。



しばらく行くと夏沢峠、視界が一気に開けるんですが、あいにくの霧で硫黄岳や根石岳を眺めることはかないませんでした。


さて、いよいよ硫黄岳山頂目指して登頂開始です、がいきなり危なっかしい赤土の崩壊地に出くわします。


お約束、1m下がって崖下を撮影。写真ではよくわかりませんが本当に吸い込まれそうです。


気を取り直しまた登り始めます。


振り返れば夏沢峠の小屋がもうこんな小さくなっていました。


森林限界を越えるとハイマツと岩礫の急斜面になり、頂上はもうすぐだというのになかなか足が進まなくなります、そして寒い。


やっとのことで山頂へ、360度の眺望が開けるはずがガンガンに霧で何も見えないうえに寒い寒い、こんな状態です。


12時を過ぎていたのでブルブルふるえながらパンをかじり、早々に下山開始です。
赤岩の頭を経由する最短ルートを選択。赤岩の頭から硫黄岳を振り返ると僅かに霧の隙間から横岳に続く稜線が見えました。



赤岩の頭、足下1m手前より撮影、落ちたら戻れません。


またまた気を取り直して下山開始です。


小1時間ほどでテン場に到着です、なんとか無事帰還!


ええっ!! クマだ!!!


すみません、ウソです。

え〜っと、一人で特にすることもないので夜はブルブルと寒さに耐えながらながらひたすら寝ました。


今回のルート。

桜平ー夏沢鉱泉ーオーレン小屋ー夏沢峠ー硫黄岳ー赤岩の頭ーオーレン小屋(テント泊)ー夏沢鉱泉ー桜平



この秋は

ワークキャップがおすすめです。



大好きなヒッコリーストライプのダメージタイプ、ギターで言えばレリック。

すべて税込み2940円となっています。

明日26日土曜日は通常通り11時半から営業しております。そして夜半から山へ。初のソロクライミング、帰って来たら報告します。
秋物がぞくぞく
INAHOのオリジナル、NIP AND TUCKの秋物リメイク商品、続々到着しています。





マシューもさらに秋の装いでお待ちしております。
雨ニモマケズ
本日営業しておりますので、よろしければ。でも五時くらいには早じまいすると思います。


こんな雨模様の静かな日はこれを読みながらお店番です。昭和生まれの人間として今一度昭和を振り返ろうかと。
ククサ

ラップランドの先住民族サーメ人によって生み出されたこの木製のカップは、幸せを運ぶカップと言われています。白樺の幹にできる瘤を木目にそって削りだして作られるのでひとつとして同じものはなく、ひとつひとつが唯一無二のものになります。人間的で良いですね。その丸っこい愛らしい形の反面、どこか無骨な雰囲気がなんともいえず好きです。カップとしても優秀なんです。厚めに削りだされているため断熱性に優れるとともに少々ぶつけたくらいでは割れない強度も兼ね備えています。サーメ人には、大切な人にククサを作り贈る、という伝統的な習わしがあったそうな。その美しい風習は長い時を経て、贈られた人が幸せになれる、という逸話を生み出したのです。ラップランドで暮らすサーメ人は現在約7万人、そのうち約5千人は今もトナカイを放牧しながら暮らしています。彼らのご先祖様が毎日の生活の中から生み出した幸せを運ぶ温かい贈り物はたくさんの優しい気持ちをもった人から人へと伝えられここ日本の地にもやってきました。INAHOでも僅か3点ですがフィンランドで厳選した個性あるククサを展示販売中です。あともう1点、ミニチュアサイズのククサはマシューが首から下げてますので見てやってください。



初秋のマシューくん
まだまだ日中は暑い日が続きますが、朝晩はすごし易くなってきましたね。9月生まれの僕はどうもこの時期が無意識に好きなようです。さて季節の移り変わりに敏感なマシューもちょっと秋の装いでたたずんでいます。


着回し上手な彼はいつものNIP AND TUCKのリメイク7分袖シャツにENTRY SGのCHRONICを重ね着してます。


背中に背負っているのはTEMBEAのメッセンジャーバッグ、シンプルですが極厚の帆布でタフなやつです。


今日お客様にマシューの秘密を聞かれてついにしゃべってしまいました。いや、聞かれればいつでもお答えしますのでお気軽に声をかけてください。
3足目やっと完成
昨年の11月から作り始めた靴がようやく完成しました。途中休み休みの作業になってしまったので10ヶ月もかかってしまいましたが、まずまずの出来に満足しています。いわゆるデザートブーツになるんでしょうか、1足目はバイク用ブーツ、2足目は分厚いゴム底のごついモカシンだったので次は気軽に履けるのがいいなあということで。


ブルーのバックスキンにクレープソールになってます。あいかわらず縫い目はゆがんでたり革に糊がついちゃったりしてますがそれはシロウトの手作りということでご愛嬌です。これを履いてるときに僕に会ったらスルーしないでちゃんとつっこんでくださいね(笑)


明日5日(土曜)INAHOは通常通り11時半〜6時半営業いたします。ぜひ足をお運びください。



追伸:靴の学校、mogeworkshopはこちら
夏の終わりに
山に登ってきました。


南アルプスの栗沢山、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳という名峰に挟まれた2700m級の渋い山ですが、どうしてなかなか眺望も素晴らしく体力低下著しい僕にとっては十分キツくて楽しめる山でした。



立ちこめていたガスの間から甲斐駒ケ岳の勇姿も見ることができました。



心も体も洗われる登山となりました。


今シーズンもう一度登りに行きたいと画策中です。