それはあまりにも突然でした。
もう来ないと思っていたTommyおばさんがなんと昨日ご来店されたのです!!
のどかなエーダンモールのお昼時、
「今日は天気も良いしパルメットの外のテーブルでお昼にしよっか」
「いいっすねぇ」
「店空けたままでもお客さん来たらすぐ戻れるしね」
いつものアボガドバーガーをオーダーしてくつろいでいると、
なにやら自転車に乗ったおばさんがお店の前に止まり中をのぞいている。
外で売ってる特価の子供用食器セット見てるのかなあと思って見ていると
お店の中に入っていくではありませんか。吠えるうちの犬、チョコ。
「あっ」とっさに席を立ち走り始める俺。
店内に入るとお化粧は前回より控えめなものの見覚えのあるお顔です。
「先日はどうもありがとうございました」
「やっと来れたわ、この間のシャツ取っておいてくれてるわよね?、うち用賀、馬事公苑の方だからなかなか来れなかったの」
「そうだったんですか。あっ、はいもちろんとってございます」 (節操ない俺)
「信用してたわ、あっこれよね、この後ろのここ(注:ループがついてます)がおしゃれよね〜、やっぱり」
「そうなんですよ、さりげなくていいんですよね」(即持ち上げる俺)
「じゃ、これいただくわ、あら〜これも素敵ねぇ」と紫のTシャツを手に取られる。
「この刺繍がおしゃれじゃない? これだったら下はこの刺繍の部分の白に合わせてやっぱり白いパンツがいいわね」
「あ〜、いいですねぇ」(またまた即持ち上げる恥ずかしい俺)
「でも今日持ち合わせがないわ、また来るから取っといてくれる?、少し置いてくから」
「はい、でもお金は今度のときで大丈夫ですよ」
「ダメよ、少し置いてくから、取っておいてね、あ〜、ずっといても飽きないわぁ、わたし」
「はっ、ありがとうございます」
「今度さ、私のテレビも観てね」
「えっ、テレビ? テレビですか?」 (芸能関係なのか?)
「料理教えてるのわたし、フジね、この間収録あったんだけど、司会がね吉村真理(うろ覚えです)、でゲストが石田の純ちゃん」
「石田純一さんですか?」
「そうよぉ、あとさ服部さんとか」
「あの服部栄養専門学校の?」
「そうよぉ、私あの人に教えてんのよぉ、かりんとうに関しては私が先生なの!」
(かりんとう???)
でもそれ以上のことは聞けず、、、
「じゃあ、また来るから、あれとっておいてね、あ〜すてきだわ〜あれ、あと連絡先聞いておこうかしら。」
「はい、ありがとうございます」(名刺を渡し電動アシスト付自転車で去っていくおばさまを見送る俺)
そして、パルメットに戻りちょっとさめてしまったでも十分美味しいアボガドバーガーを食べ、店に戻り早速ググる俺。
(フジ、料理、服部、吉村、石田純一、、、)
ヒットせず。
果たして、Tommy おばさん改めおばさまは、本当に料理家なのか? それともお菓子研究家なのか、はたまたかりんとう専門家なのか?
謎は深まるばかり。
情報求む!!
老若男女に愛される店になりたい店主より。
注:写真と文章はまったくもって一切関係ありません、念のため。